研究センター概要

研究所理念

目 的

※言うまでもなく、ソニーの設立趣意書の目的に準じています。
なぜならば、そこに大学の研究部門としても、あるべき姿が描かれていると考えるからです。

目 標

社会に役立てることを実現するしくみを作る。

よりよい研究成果を生むしくみを作る。

適切な評価のしくみを作る。

目標達成のための3つの戦略

コンソーシアム形成を行う。

研究者同士、特に異分野で活動する研究者間での意見交換が重要であることは、昔からよく知られていて、ノーベル賞が生まれる環境の一つにも挙げられています。
また、convergenceという言葉で、最近改めて、その重要性が指摘されています。

できるだけ研究者間でオープンに情報交換が可能なように、各研究者が守秘義務を負い、第3者に情報を漏らさず、論文発表などの際には、情報源や補助的アイディアを提供した研究者にしかるべきクレジットを与えるということを、事前に確約するようにします。
他の研究者にアイディアを提供することにより、自分の評価が相対的に低くなるような仕組みがあっては、disincentiveとなってしまいます。むしろこのようなアシストを積極的に評価する仕組みを構築します。
企業とのコンソーシアム形成は、研究の出口戦略を考えるうえで極めて重要です。アカデミアの人間が泥臭く営業をするのは不慣れかもしれませんが、現実にはあらゆる分野がその種の努力を要しています。このような営業活動を積極的かつスムーズに行う仕組みを構築します。
クリエイティブに研究を行い、
イノベーティブな成果を上げるための仕組みを作る。

『zero to one』と『1 to 100』を区別して取り扱い、評価します。
-自由闊達にして愉快なる研究のために
クリエイティブであるためには、『zero to one』のプロダクトが必要です。
無から有を生み出すのは簡単ではありませんが、それを可能とする仕組みを構築します。

「多くのものを試してうまくいったものを残せ」と言われるように、相当多くの空振りを想定した上で、ゴールにたどり着くのが『zero to one』の世界です。したがって、第一に、空振りであってもそれを積極的に評価するようにします。
無駄な空振りを減らし「スマートに空振りをする」ために、空振りの可能性を減らす、ある種の特異点を見出すことを戦略的に目指します。
これらの点がクリアされれば、『1 to 100』のPDCAの努力で研究を進めていけます。ただ、このような部分を評価の重点部分とせず、自由闊達にして愉快なる研究が損なわれないようにします。むしろ適切な人材を選ぶことに重点を置きます。
比較優位を超えて-ブルースプリングを掘りあてる。

競争に勝つため、一見弱みに見える技術を継続して拡大し、強みに変化させたり、強者には見えない、弱みに隠された強みを、弱みを克服することで顕在化するといった戦術を積極的に用います。
飛び込む気がしない、飛び込むことができないところで、破壊的創造は起きることを理解し、ブルーオーシャンの源泉を確保する試みを行います。

研究テーマ・特色・内容

 医学は、工学と同様、実学です。それは、医学部における教育が、職業教育に大きな比重があるということだけではありません。研究によって明日の医療を創造し、世界市民にそれを実際に届けるという使命を帯びているからです。
 しかし、産学連携が声高に叫ばれていても、なかなかこれといった成功例は生まれてきません。では、創薬・新技術のためのシーズがないのでしょうか?「世に伯楽有りて、然る後に千里の馬有り。千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず。」(韓愈)の言葉どおり、有望なシーズはあるのです。ないのは「シーズ」ではなく「ソイル」です。
 そこで、本研究センターでは、いくつかの創薬・技術シーズをロールモデルとして育成しつつ、そのための土壌を醸成し、将来、シーズが次々と芽を出し、大木へと育つための基盤を形成することを主眼とします。
次世代疾患モデル・基盤技術研究部門
次世代疾患モデル・
基盤技術研究部門
ゲノム編集技術の高度応用による次世代疾患モデル動物の開発や、活性酸素検出のための新規高感度デバイスの開発などの画期的基盤要素技術の開発、およびそれらの応用による疾患病態生理解明を目指します。
病態解明・医療応用研究部門
病態解明・
医療応用研究部門
臨床の現場感覚を生かして、疾患の病態生理研究から将来の診断・治療のシーズを探索・発掘し、プロブレムオリエンティッドな研究により、技術開発へとつなげます。また、本来の問題から派生して、予期せぬ重要な応用が生まれる可能性に気づくため、分野を超えた共創の中心として働きます。
創薬・診断技術開発部門
創薬・
診断技術開発部門
有望な診断・治療標的分子の解明から実際の診断薬・治療薬の開発を行うとともに、人工知能(AI)やIoTなど最新の情報科学技術応用による新規診断・治療技術やデバイスの開発を行い、これを実利用に結びつけることを目指します。

TOPへ

TOPへ